ー ひがし北海道ならではの、豊かな自然を旅して感じ、恵みを食す。ひがし北海道フードトレイル ー

EASTERN HOKKAIDO
FOOD & SWEETS TRAIL.

#03.
農村トレイル

(北十勝〜帯広〜南十勝)

EASTERN
HOKKAIDO
FOOD TRAIL.

ひがし北海道フードトレイル

[ひがし北海道
フード&スイーツトレイル]

点在する
グルメ•カフェ•スイーツ
を気ままに楽しむ旅

#03.VILLAGE-FARM TRAIL

食料自給率1100%という驚異的な数字をもつエリア。野菜に小麦、ブランド牛など日本の食糧基地とよばれる十勝の味覚をとことん味わいたい。食材のふるさと・畑を訪ねるガイドツアーに参加して楽しく美味しく十勝の食にふれるのもいい。

農村トレイル周辺の
風土・文化について

農畜産、そして南エリアでは漁業も営まれるまさに食の宝庫と呼ばれるにふさわしいエリア。年間の気温差がはっきりとし、いつ訪れてもさまざまな表情をのぞかせてくれる。個性豊かなガーデンめぐりや、旧国鉄時代の鉄道遺産めぐり、工場見学などテーマをもった旅がいくつも作れるのもこのエリアの特徴だ。

農村トレイル周辺の
料理・食材について

じゃがいもや小麦、てん菜や豆類といった作物やブランド牛、魚介とグルメはひと通り網羅していると言っても過言ではない。作物から作られるスイーツやチーズなど加工品もさまざまで、特にスイーツは六花亭や柳月をはじめとするブランドも輩出。また、豚丼や十勝エリアのみ出店しているカレーチェーン店など十勝ならではの食文化も息づく。

フードライター小西 由稀による、

このルートの美味しいポイント

壮大な日高山脈の麓に広がる十勝エリアは、自然、天候、食文化に恵まれた豊かな大地です。地平線を感じるスケール感を生かした大規模な畑作や酪農、畜産が盛んで、“十勝”という名前自体が乳製品などの質の高さを表すブランドになっています。このトレイルでは、野菜や肉類、乳製品など、地元の食材を生かしたさまざまな料理がおすすめです。豚肉を醤油ダレで味つけした人気のソウルフード「豚丼」もぜひ。また、十勝エリアのお隣、山間のリゾート地でもある占冠(しむかっぷ)村では、山菜料理を楽しめます。

❶ 各地〜(帯広空港・新千歳空港)〜北十勝(泊)

産直食材を
ファームレストランでいただく

生産者が運営するレストラン、カフェが多く点在するこのトレイルでは、
生産者とのふれあいも楽しみの一つ。
新たな食材の味わい方に出会えるかもしれない。

おすすめのランチ

大草原の小さな家

だいそうげんのちいさないえ

ランチの「田舎料理バイキング」が大人気。地元産を中心に十勝産、そして道産の食材を使い、家庭料理からシェフが腕をふるう洋風メニューまで、多彩な内容が好評。
電話:0156-66-2200
所在地:鹿追町笹川北7線11番地3
時間:11:00 〜 14:00
休業日:木曜(1月に冬季休あり。詳細はHPを確認)
交通:JR帯広駅から車で45分
駐車場:50台

おすすめのスイーツ

カントリーホーム風景の
「風景の白いプリン」
土作りからこだわる牧場のカフェ。プリンは牧場の新鮮な素材で作ったシンプルな味わい。
電話:0156-67-2385
所在地:鹿追町東瓜幕西18線28-26
時間:11:00〜17:30
休業日:月曜、第2火曜(祝日の場合は翌日)
交通:JR帯広駅から車で45分
駐車場:10台

周辺の主な観光スポット

朝の連続テレビ小説『なつぞら』の登場人物モデルとされる
画家・神田日勝の記念館が注目を集めている。
また、ひと足のばせば原生林に囲まれた然別湖もある。
湖畔で自然散策やカヌーをのんびりと楽しむのもいい。

❷然別〜北十勝地方〜帯広(泊)

ジューシーな特産牛を
道の駅の名物食堂で

しほろ牛はジューシーで脂肪が少なく、柔らかい赤身が特徴。
ホルスタインのオス牛を肉用牛として飼育している。
年間11000頭が出荷され、主に関東や関西を中心に流通している。

おすすめのランチ

にじいろ食堂

にじいろしょくどう

「道の駅 ピア21しほろ」に入る食堂カフェ。特産のしほろ牛やじゃがいもを味わえるメニューが並ぶ。中でも、しほろ牛を手軽に味わえるしほろ牛丼定食(880円)が人気。
電話:01564-5-5111
所在地:士幌町士幌西2線134-1 道の駅 ピア21しほろ内
時間:11:00〜15:00
(道の駅は9:00〜18:00、季節により異なる)
休業日:年末年始
交通:JR帯広駅から車で35分
駐車場:162台

おすすめのスイーツ

十勝しんむら牧場 クリームテラスの
「クリームティーセット」
放牧牛乳と道産グラニュー糖で作るミルクジャムで有名な「しんむら牧場」内にあるカフェ。放牧牛乳のおいしさをクロテッドクリームと手焼きのスコーンがセットとなったクリームティーセット(900円)で楽しめる。
電話:01564-2-3923

所在地:上士幌町上音更西1線261
時間:4〜12月の10:00〜16:30(ショップは〜17:00)
休業日:期間中火曜(11・12月は火・水曜)
交通:JR帯広駅から車で1時間
駐車場:30台

周辺の主な観光スポット

日本一広い町営牧場・ナイタイ高原牧場や、白樺並木が美しい十勝牧場、
旧国鉄士幌線が通っていたタウシュベツ川橋梁と、
自然・産業遺産のどちらも楽しめる。

❸帯広周辺を気ままに観光〜帯広(泊)

十勝小麦の旨みを
焼きたてのパンで噛みしめる

このトレイルでは小麦、てん菜、
牛乳に生クリーム、卵、小豆など和洋スイーツの原料も多く生産されている。
そのため、地元素材を積極的に使うお店が多い。
お土産にもおすすめだ。

おすすめのランチ

麦音

むぎおと

全商品に十勝産小麦を使っているベーカリー。店頭には多彩なパンが並び、あん、クリーム、豆、旬の野菜や果物など、具材もできるだけ十勝産、北海道産をと心を配っている。
電話:0155-67-4659

所在地:帯広市稲田町南8線西16-43
時間:6:55〜20:00(11〜2月は〜19:00)
休業日:年末年始
交通:JR帯広駅から車で15分
駐車場:100台

おすすめのスイーツ

柳月 トスカチーナ店の
「三方六と生クリームパフェ」
代表銘菓「三方六」で有名な柳月のカフェレストラン。三方六を使ったパフェ(550円)や季節限定スイーツ、パスタやピザといった食事メニューもそろう。
電話:0155-38-3966

所在地:帯広市西18南5-45-2
時間:ショップは9:30〜20:00、
カフェレストランは11:00〜20:00
休業日:ショップは無休、カフェレストランは火曜
交通:JR帯広駅から車で15分
駐車場:54台

周辺の主な観光スポット

せっかく農業王国に来たからには食べるだけではなく、畑を学ぶのはいかが?
とかち農機具歴史館では先人たちが十勝を切り開いてきた足跡が、
いただきますカンパニーが主催するガイドツアーでは
実際に作業が行われている畑を見学できる。

❹帯広〜南十勝〜帯広(泊)

十勝食材をていねいに作られた
和食で楽しむ

食材の魅力を熟知し尽くした作り手だからこその味わいが楽しめる。
先付けやテーブルごとに炊き上げる土鍋ごはんなど、
ていねいに作られた一品一品は食べ進めるうちに気持ちがほっとするような味わい。

おすすめのランチ

かっこう料理店

かっこうりょうりてん

畑に囲まれた森の中にある、小さな料理店。毎日少しずつ変わる献立には、十勝産の野菜や豆がたっぷりと使われ、素材の味わいをていねいに生かした和食がベース。1〜3月はかっこうサラダがおでんに代わる。
電話:0155ー52-5180
所在地:更別村勢雄317-8
時間:11:00〜15:00(要予約)
(予約制、1〜4月は食事が11:30〜14:00、喫茶が14:00〜16:00)
休業日:日曜・祝日、その他不定休あり(ブログで要確認)
交通:JR帯広駅から車で38分
駐車場:8台

おすすめのスイーツ

六’café(ろっカフェ)の
「できたてマルセイバターサンド」
「六花亭」が運営する「六花の森」の中にあるカフェ。人気のマルセイバターサンドはできたてで味わえる。
電話:0155-63-1000

所在地:中札内村常盤西3線249-6
時間:4月下旬〜10月下旬の10:30〜16:30(時季により変動あり)
休業日:期間中無休
交通:JR帯広駅から車で35分
駐車場:80台

周辺の主な観光スポット

帯広空港から車で10分ほどに位置する中札内(なかさつない)村は
日高山脈の裾野に広がり、防風林に囲まれた農村地帯。
六花亭が運営する六花の森や中札内美術村があり、自然とアート作品の調和を鑑賞できる。
ひと足伸ばせば宇宙開発が活発な大樹(たいき)町にも行ける。
※掲載の情報は2019年11月現在のものです。内容が変更になる場合がありますので、お出かけ前にご確認ください。
メニューを閉じる